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ブラウザって色々あるけど、違いは何?どれがよく使われているの?ブラウザの最前線を調べてみた

こんにちは。ティウェブインターンの中崎です。

ブラウザといえば、Google社が提供するGoogle Chrome、Windowsに標準搭載されているIE・Edgeなど、様々なブラウザが存在しますが、その違いや特徴をご存知でしょうか?

今回は、ブラウザのシェア率や特徴について調査しましたので、ご紹介したいと思います。

アクティブユーザー数が多い主要ブラウザ

はじめに、日本国内ではどのブラウザがよく利用されているのか調査しました。


出典:https://gs.statcounter.com/browser-market-share/all/japan

「Chrome」「Safari」が合わせて8割近くを占めており、他ブラウザを大きく突き放しています。
「Edge」はWindowsに標準搭載されており、利用者が多そうなイメージがありますが、割合で見てみると少数派ですね。
また、サポートが順次終了している「Internet Explorer」ですが、今も5.22%もの利用者がいます。

ただ、今は一人一台スマートフォンを持っている時代です。
スマートフォンならどのブラウザがよく利用されているのかも気になるところです。
スマートフォンに限定するとどのような結果になるのか、見てみましょう。


出典:https://gs.statcounter.com/browser-market-share/mobile/japan

全デバイスでは「Chrome」が1位でしたが、スマートフォンでは「Safari」が逆転し1位に。
58.97%という過半数以上のシェアを誇っていました。
「Safari」は、iPhone・MacなどのiOS端末に標準搭載されているブラウザです。
日本のiPhoneユーザーの多さを感じる結果ですね。

2位となったChromeですが、それでも34.84%という高いシェア率です。
ChromeもAndroid端末に標準搭載されているブラウザです。

スマートフォンユーザーは、標準搭載されているブラウザを使う人が大多数という印象を受けました。

主要ブラウザの特徴

先ほどのシェア率調査にて様々なブラウザが登場しましたが、それぞれのブラウザの違いは一体何でしょうか。
主要ブラウザと呼ばれる「Chrome」「Safari」「Internet Explorer」「Edge」「Firefox」の特徴について調べてみました。

Google Chrome

  • Google社が開発するブラウザ。Android端末にも標準搭載されている。Googleアカウントと連携することで、Googleが提供するWebサービス(Gmail・Youtubeなど)を利用しやすい。
  • 拡張機能が豊富で、自分に合ったブラウザにカスタマイズ可能。
  • URL入力だけでなく、キーワード検索もできる「オムニボックス(万能入力欄)」の先駆者。
  • 誕生当時は圧倒的な読み込み速度だったことが評判で、順調にシェアを伸ばしてきた。
  • PCには標準搭載されていないブラウザだが、先述したような利便性の高さから、PCにインストールして愛用する人も多い。
  • Web開発機能も充実しており、Web・ITに携わる開発者にも人気が高い。

➡Chrome公式サイト

Safari

  • Apple社が開発するブラウザ。iOS端末に標準搭載されている。
  • Apple製品に最適化されているため、他ブラウザを使うよりバッテリーの持ちが良い。また、ページの読み込み速度はChromeと比較して1.3倍速いとのこと(Safari公式サイトより)。
  • 画像データを詳細に読み込み描画する他、フォントを美しく表示する『アンチエイリアシング機能』があり、表示の美しさにもこだわっている。
  • iPhone、Macを使用するユーザーのことを第一に考え開発されているので、Apple製品の愛用者には親しみやすいブラウザ。

➡Safari公式サイト

Internet Explorer

  • Microsoft社がかつて開発していたブラウザ。
  • インターネット黎明期を支えてきた圧倒的シェア率のブラウザだったが、サポート終了が決定し、他ブラウザへの移行が推奨されている。
  • 今後は最新のWeb標準機能を取り入れないため、サポート終了後も使い続けるのはセキュリティ面において不安がある。
  • シェア率が高いブラウザだったため、操作・設定など分からないことがあっても、調べれば解決方法がすぐ分かる。
  • Windows8.1・10については、サポート終了までの間はセキュリティ対策のアップデートは行われる。

➡Internet Explorerは対応すべき?

Microsoft Edge

  • Microsoft社が開発するIEの後継ブラウザ。Windows10に標準搭載されている。
  • Microsoftアカウントと連携することで、OfficeソフトやSkypeなどのアプリケーションを個別にダウンロードしなくても、ブラウザ上で利用できる。(※OfficeソフトについてはMicrosoft365の契約者のみ利用可)
  • Internet Explorerでしか見られないWEBサイトを互換表示する機能『IEモード』も備わっている。(詳細は後述の➡Internet Explorerは対応すべき?にて紹介)
  • 2020年以降はChromeと同じ「Chromium」ベースで開発されているため、Chromeの豊富な拡張機能を利用できる。
  • OfficeソフトやSkypeをよく利用する人、IEを使い慣れた人など、Windowsを利用する幅広いユーザーに親しみやすいブラウザになっている。

➡Edge公式サイト

Firefox

  • Mozilla社が開発するブラウザ。
  • 他の主要ブラウザは営利企業が開発しているが、Mozilla社は非営利組織であるため、ユーザーの利益を第一に考え開発されている。
  • 有名なオープンソースソフトウェアのため、世界中の技術者によって開発・改良され続けている。
  • ソースコードが公開されているので、自由に改変して利用することも可能。(※定められたライセンス契約に従う必要はあります。)
  • 開発元が倒産するなどの理由で使えなくなる心配がない。
  • Firefoxに生まれ変わる前のブラウザ「Netscape Navigator」は、2000年頃までIEと世界のシェア率を競っていた過去がある。

➡Firefox公式サイト

普段何気なく使用しているブラウザですが、それぞれ歩んできた歴史が異なり、激しい競争の中で開発を重ねながら、より良いサービスを提供しているのだと勉強になりました。

どのブラウザを使えば良いかお悩みでしたら、Googleアカウントでメールやカレンダーを使われる方はChrome、Microsoftのアプリケーションを使われる方はEdgeなど、よく使うOSの種類やWebサービスに合わせてブラウザを選択するのも良いかもしれません。

主要ブラウザ以外にどんなブラウザがあるのか

ご紹介した主要ブラウザはご存知の方が多いかもしれませんが、他にもどのようなブラウザが存在するのか、簡単にご紹介したいと思います。

Samsung Internet

Samsung Electronics社が開発するブラウザ。2012年よりGalaxy端末に標準搭載されており、「Galaxyブラウザ」とも呼ばれている。近年は一部のスマートウォッチでも利用可能になり、徐々にシェアを広げている。

➡Galaxy公式サイト

Opera

Opera Software社が開発するブラウザ。2000年代にはパソコンだけでなく、ニンテンドーDSやWiiなどの家庭用ゲーム機・ハイビジョンテレビ・フィーチャーフォンにも採用されていた。

➡Opera公式サイト

Vivaldi

Vivaldi Technologies社が開発するブラウザ。リニューアルした新生Operaから多くの機能が削除され不満の声が多かったため、旧Operaを愛用していたユーザー向けに開発された。

➡Vivaldi公式サイト

Sleipnir

日本企業のフェンリル株式会社が開発するブラウザ。元々は同社の代表が個人で開発していた。タブにあるWebサイトをサムネイル表示する機能や、ブラウザを直感的に操作できるマウスジェスチャー機能が標準で備わっている。

➡Sleipnir公式サイト

Kinza

こちらも日本企業のDayz株式会社が開発するブラウザ。“ユーザーの声で進化するブラウザ”とのキャッチコピーのもと、ユーザーと開発者が意見交換を行いながら開発している。

➡Kinza公式サイト

Brave

Brave Software社が開発するブラウザ。広告ブロック機能が標準で備わっているが、代わりにBraveが別の広告を挿入し、収益をユーザー・広告代理店・Brave・Webサイトの4者に分配する、特徴的なビジネスモデルを持っている。

➡Brave公式サイト

Internet Explorerは対応すべき?

現在は様々なブラウザが存在しますが、2000年代は『Internet Explorer』(以下IE)が圧倒的シェアを誇っていました。しかし、Microsoft社はIE11を最後に開発を終了すると宣言し、他ブラウザへの移行を推奨しています。

ですが、IEを用いて業務システムを運用してきた企業や、IEを使い慣れている方にとって他ブラウザへ移行することは容易ではなく、今後どのように対応すべきかが課題となっているようです。

そこで、IEに関する課題と対処方法について調べてみました。

■サポート終了時期について

他ブラウザにすぐに移行できない場合、「いつまで使えるのか?」が気になりますね。
サポート終了時期ですが、WindowsのOSバージョンによって異なっていました。

Windows2000/XP/Vista/7/8は既にサポートを終了していました。
Windows8.1・10は2023年1月10日から順次終了予定のようです。
IEを利用している方は終了時期を確認された方がよさそうです。

■サポート終了後のセキュリティについて

サポート終了期間までは、もし脆弱性が見つかったとしても、Microsoft社が更新プログラムをWindows Updateなどで無償提供してくれるため、マルウェアなどによる攻撃を阻止できます。

一方、サポート期間が終了すると、脆弱性が見つかっても更新プログラムの無償提供はされなくなってしまいます。(社会的に重大と判断される場合は例外だそうですが…)

サポートが終了すると脆弱性が修正されないため、使い続けることでマルウェアなどによる攻撃を受けるリスクが高まり、システムの乗っ取り・情報漏洩被害に遭う可能性があります。
こうしたリスクを想定すると「サポート終了後は使い続けられない」と考えた方が良いかもしれません。

■「IEにしか対応していないシステムを使いたい」「IEでWebサイトを見たい」そんな時はどうしたらいいのか

それでも、やむを得ない理由がありIEを使いたい場合はどうしたら良いのでしょうか。

調査してみると、Edgeの最新版である「Chromium版Edge」には、“IEモード”が備わっており、IEのレンダリングエンジンを用いてWebサイトを表示してくれることが分かりました。

また、Chromeにも“IE Tab”という拡張機能があり、EdgeのIEモード同様、互換表示させてくれる便利機能です。
しかも、IEのバージョン選択も可能です。

IEでしか開けないWebサイト・業務システムを閲覧したい時は「Chromium版Edge」を使うか、ブラウザの拡張機能で互換表示すると良いかもしれません。

■IEとEdgeの関連と今後の展開

先述のとおり、「Chromium版Edge」には“IEモード”が備わっており、IEユーザーが移行しやすいように配慮されています。

開発が止まったIEに比べ、Edgeはアップデートも適宜行われますので、IEをお使いの方はEdgeに移行した方がセキュリティ的にも安心できるのではないでしょうか。

また、Webサイト制作においてもIEでの表示崩れは考慮しないケースが増えてきています。

  • それは主に以下のような理由が挙げられます。
  • 最新技術に対応できないため、Webサイトの表現が大幅に限られる
  • IEに対応するには労力と費用がかかる
  • IEの利用者が少なくなっているため、どの程度需要があるか、事前調査が必要

このような理由があり、今後はIEでは正常に表示されないWebサイトが多くなりそうです。
また、新たに制作するWebサイトにおいても、IEは本当に対応しなければならないのか考える必要がありそうです。

IEとEdgeについて調べた所感としては、普段はIE以外のブラウザ(Edge、Chromeなど)を使い、IEでなければ閲覧できない業務システム・Webサイトを閲覧したい時はEdgeの“IEモード”で互換表示するなど、使い分けると良いと感じました。

まとめ

以上がブラウザに関する調査結果となります。
『ブラウザのシェア率』『各ブラウザの特徴』『IEとEdge』について調べてまいりましたが、いかがでしょうか。

私は今まで、ブラウザはデバイスに標準搭載されているものや、おすすめされたものを何気なく使用していましたが、その特徴については詳しく知りませんでした。

今回この調査を通じて、ブラウザには様々な特徴と機能があり、Webサービスや拡張機能と連携してもっと便利に使えるのだと知ることができました。

また、ネットに潜む様々な脅威からブラウザがどのように守ってくれているのか知ることができ、セキュリティ面についても勉強になりました。

ブラウザは日々開発・改修され、情報がどんどん変化しています。記事中では8月のシェアをご紹介しましたが、今年はシェアに変化が起こりそうな大きな動きもありました。

ひとつはEdge。前述のEdgeを紹介する箇所でさらっと触れましたが、これまでMicrosoft独自開発だったものが、2020年からオープンソースプロジェクトのChromiumをベースとしたものに変更されました。(以前のものは「レガシー版Edge」と呼び分けられ、2021年3月にサポートも終了予定)

様々な機能強化が図られましたが、なにより、根っこの部分がChromeと同じになったことで「Chromeウェブストア」にある豊富な拡張機能をEdgeに追加できるようになったことが最大のメリットではないでしょうか。

もうひとつはiPhoneおよびiPadの話。9月にリリースされたiOS 14/iPad OS 14から、設定でデフォルトブラウザ(標準で起動されるブラウザ)を変更できるようになりました。

これまでは自動的にSafariが起動していましたが、サードパーティー製のブラウザ(例えばChrome)がインストールされている場合、「設定」にあるアプリ一覧からそのブラウザを選択すると、設定項目に「デフォルトのブラウザApp」が追加されていて、変更できるようになっています。

iPhoneの設定画面

いずれもすぐに大きな変化に繋がるとは思いませんが、注目したいニュースでした。開発者としてはブラウザシェアは仕事に直結するのでドキドキです。

でも利用者としては、機能が追加されたり、選択肢が増えることは楽しみでもあります。みなさんもぜひ、色々と試してお気に入りのブラウザを見つけてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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