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2023年の流行色を取り入れよう

こんにちは。ティウェブインターンの佐々木です。

いよいよ2023年が始まりましたが、その2023年の流行色(トレンドカラー)が昨年末12月に発表されています。

日本では流行色の発信源として、主に2つの組織があげられます。

  • PANTONE社:世界的な見本帳のメーカー
  • 流行色協会(JAFCA):国際流行色委員会の動向をもとに国内市場向けに選定する組織

早速ですが、2023年の流行色を見ていきましょう!

PANTONE: ビバ マゼンタ(Viva Magenta)


真紅の色調を帯びたカラーで、暖色系と寒色系の両方のトーンを持つ、ビバマゼンタという色が選ばれました。
勇気を持って前向きに、恐れず自信を持って新しい道を切り拓くための力を吹き込んでくれるような色という意味が込められているようです。

日本流行色協会(JAFCA) : ルミナスイエロー  (Luminous Yellow )

こちらは ほんのりと光がたまったような、陽だまりのような明るいルミナスイエローという色が選ばれました。
長く続く新型感染症や、国家間の争いなど、先行きが見通せず不安なことばかりな世の中に対して、心がふと軽くなるような、 そっと癒し、明るい気持ちにしてくれる色ですね。

流行色を使いこなそう

流行色が分かったところで、実際に取り入れてみるには、合わせる色味がどんなものかわからない、イメージできない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はテーマに沿って、おすすめの配色パターンをご紹介いたします。

◆ ビバ マゼンタ

モダンな配色パターン

ビバマゼンタとこっくりと重みのあるネイビーとグレーを合わせた、モダンな配色パターンです。
ファッションでは、ネイビーなどの暗めのカラーをベースに、ビバマゼンタを差し色として取り入れてみるのも良いですね。

エレガントな配色パターン

ビバマゼンタと高級感のあるピーコックブルーを合わせた、エレガントな配色パターンです。
個性的ながらもまとまりのある色の組み合わせで、 洗練された印象を与えてくれます。

華やかな配色パターン

同系統の色合いでまとめたこの配色パターンは、華やかな印象を与えてくれます。
先述した2つの配色パターンはどちらかというと冷たい印象を感じますが、こちらはあたたかい印象を与えてくれます。
組み合わせによって寒色、暖色にもなりうるビバマゼンタは、まさに型破りなカラーだなと感じます。

◆ ルミナスイエロー

ガーリーな配色パターン

ルミナスイエローと、ペールトーンのブルーとピンクでまとめたこの配色パターンは、ふんわりと可愛らしい印象を与えたい場合に効果的です。

北欧風配色パターン

シンプルで温かみのある北欧カラーをイメージした配色パターンです。
ほっこりやすらぐことができるので、インテリアなどに取り入れてみるのも良いですね。

クールな配色パターン

やわらかなルミナスイエローにはっきり濃いブルーを組み合わせることで全体が引き締まり、スタイリッシュでクールな印象を与えるのに効果的な配色パターンです。

◆ ビバマゼンタ×ルミナスイエロー

PANTONのビバマゼンタと日本流行色協会のルミナスイエローに、ビバマゼンタの同系色であるコーラルレッドを組み合わせてみました。
穏やかであたたかみを感じつつも力強さを秘めている、そんな印象を与えてくれるように感じます。

まとめ

今回の流行色、PANTONEと日本流行色協会では正反対のように思える2色が選定されましたが、込められている思いや願いはどちらも同じで、先行きが見通せず不透明なこの世の中を明るく照らしてくれるポジティブなカラーだなと感じました。

2023年、これらの流行色をぜひ取り入れてみてください!
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。