こんにちは。ティウェブインターンの堀井・疋田です。

いよいよ2020年が始まりましたが、その流行色（トレンドカラー）が12月に発表されました。

日本では流行色の発信源として、主に2つの組織があげられます。

• PANTONE社：世界的な見本帳のメーカー
• 流行色協会(JAFCA) ： 国際流行色委員会の動向をもとに国内市場向けに選定する組織

それぞれ、独自に世界の流れなどを研究して決めているようです。

早速ですが、2020年の流行色を見ていきましょう！

PANTONE：クラシックブルー（Classic Blue）

新しい時代、科学技術の発展による競争の社会だからこそ、人々の求める安心や信頼をもたらすようなカラーとして、クラッシックブルーが選ばれました。

かなり落ち着いた色味の寒色ですね。

日本流行色協会(JAFCA) ：ヒューマンレッド

デジタル化が進む中、人間らしさや人ならではの豊かな感情や身体の躍動感を象徴する色として、 選ばれました。

こちらはかなりビビッドな赤色です。オリンピックが開催される年として、熱血さや情熱といったパワフルさを表現するにはいいかもしれませんね。

流行色を使いこなす・・・

流行色が分かったところで、実際に取り入れてみるには、合わせる色味がどんなものかがわからない、イメージできない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はテーマに沿って、おすすめの配色パターンをご紹介いたします。

◆クラシックブルー

モダン

無彩色と青系や緑系で合わせることで、大人っぽく、落ち着いたモダンな印象をつくることができます。ベーシックな組み合わせは、インテリアやフォーマルなスタイルにも取り入れやすいです。

ナチュラル

グリーンやベージュ系のアースカラーを合わせることで優しい雰囲気となります。トーンが同じような淡い色味であればイエローやレッドをアクセントに入れても可愛いですね。

カジュアル

明るく・軽めの色味を合わせることで楽しくカジュアルさを演出します。
ピンクとイエローの可愛らしい組み合わせにも、落ち着いたブルーを入れることで全体的に引き締まります。

◆ヒューマンレッド

和風

はっきりとした赤色は、おめでたい紅白の組み合わせにぴったりなカラーです。松や金、桔梗などを連想させるグリーンやイエロー、パープルを入れることで高級感ある和のイメージを作り出すことができます。

スポーティ

ヒューマンレッドの様なビビットな赤色は、全く違う色相のビビッドなカラーと合わせることでスポーティな印象を演出することができます。スポーツ用のスニーカーやユニフォームなどにも取り入れやすそうですね。

◆クラシックブルー×ヒューマンレッド

北欧風

全体的に灰色がかった、落ち着いたカラーをベースに入れつつも、元気のあるカラーのアクセントが入ることによって気分が明るくなる、おしゃれな配色が可能になります。

今回の流行色は、両組織でそれぞれ大きく違った色となりましたが、
合わせ方によってはさまざまなシーンに取り入れる事が出来そうですよね。

2020年、ぜひこれらの流行色を取り入れてみてください。